【Bを選択】
ルディ
「アタシ、もっと、レナードと触れ合いたい」
レナードは目を見開いた。
アタシの顔は熱くなった。
レナードは衝動的に、アタシに覆いかぶさった…
+++++
あれから…
時刻は午後6時。
アタシは衣服を整えて、レナードの部屋の窓に足をかける。
ルディ
「今日のことは、秘密だからね」
レナード
「お、おう…」
レナードはベッドの縁に腰掛けて、放心状態だった。
アタシは小悪魔の翼を広げて飛び立つ。
なんだろう…
情熱的な時間を過ごしたのに、現実感が薄い。
あれはリアルだったのだろうか。
ともあれ、しばらく雨の屋敷には近寄りづらいな…
END【夕暮れ時の過ち】